嫌い嫌いも好きのうち

ニワカ舞台好きの戯言と備忘録

愛とは自由とは

自分で書いときながらくっさいタイトルですね。自由はともかく愛って。愛って。愛って。でも、1789の大きなテーマはこれなのかなーと。

まず、千穐楽おめでとうございました!!
長かったですねー。でも初日を迎えたのがつい最近のようです。って毎回ロングランの舞台の千穐楽を迎える度に思うのですが。

結局私は全部で3公演観劇しました。
5/25マチネ 徹平ロナン、ねねオランプ、花マリー
5/27マチネ 徹平ロナン、ねねオランプ、かなめマリー
6/3マチネ 和樹ロナン、さやオランプ、かなめマリー
ロナンオランプの組み合わせが2つしか見ることが出来なかったのがだいぶ!かなり!とても!悔しいです…仕事の予定がよ…仕事のやつがよ…
でも大阪は帝劇に比べて期間が短かった割に自分としては頑張った方です。満足。今回マチネだけの日が多かったんだよ、仕事終わりでも無理だったんだよ(小声)


ボキャ貧による感想。くそ長いです。読みにくい。

まず、私的初日の25日は花マリーの前楽だったのですが、やっっっっばかったこの日!!!まず王妃様の登場に頭ヤラレタって思うくらい衝撃受けて。いや可愛すぎる。いやいや可愛すぎる。というよりお花さん似合いすぎです…好き…。そこから王妃様が登場する度にニヤニヤしてたんですが、フェルゼンと絡むシーンが全部!全部!!涙誘ってきた。
王宮に居る時は間違いなく王妃様。でも王宮から一歩外の世界に出たら普通の女の子。アクセルに恋してる普通の女の子。そんな印象。
最後のフェルゼンが国外へ逃げることを勧める王宮でのシーン。フェルゼンが来てるとオランプから聞いて、手紙でもう会えないと言ったわ!ぷんっ!って拗ねた子ども(と言うと表現が悪いですが笑)、でもやっぱりどこか王妃様。そんな風に見えたですが、実際にフェルゼンを見たら少し嬉しそう、決意が揺らぐ、普通の女の子の顔をしていたように感じました。でも陛下が出てきて、スッと王妃様に戻る。フェルゼンの悔しそうな顔も声も、王妃様の切ないけど覚悟を決めたような顔も、陛下の悔しいけどどこか嬉しそうな顔も。私が見た3公演の中でこの公演がダントツで良かったです。
トドメは陛下の「この模型は後で取りに来よう」でした。そこで涙腺崩壊。陛下も王妃様もフェルゼンも幸せになって欲しいけどなれないんだよなぁ、ぐぬぬぬぬぬ。でも最後のフランス王と共に生きていくと覚悟したアントワネットはフェルゼンと一緒になるより王妃様である方が似合ってると感じました。何が正しいかなんてわかんないんだけど。
正直この日の公演、王族の事しか覚えてません、ははは。

かなめマリーも可愛かった。表情豊かでフェルゼンのことが大好きなんだとわかる。かなめさんが元々持っているものなのか、すっげー強いアントワネットさん。花マリーも芯の強さは感じましたが、かなめマリーは芯から外まで全部強い。のにフェルゼンが絡むとガラッと女の子になってしまうギャップがたまらん…!!最後オランプに自分か恋する相手かを選ぶなら?選ばなくてはいけませんと問いかけるところ、声がカッコよくて凄く〝王妃様〟してました。
そして、髪の毛切って出てくるところの髪のボサボサ加減。『かなめさんが凄く拘ってそうだ』というツイートを見ました。このツイートを見かけてから最後の公演に入ったんですが、なるほど、と。短くなって整ってるだけじゃあグッと来なかったと思います。

アントワネットはどっちも凄く好きでした。


フェルゼン公は言わずもがな。深く深く深く心の底からアントワネットを愛してるんだと。ヒロくんまじイケボ。
花マリーのところにも書きましたが、断トツでよかったのは25日でしたが、3日も凄くよかった!陛下が「アントワネットお前はどうしたい?」と問いかけるシーン。フェルゼンが王妃様に向かって手を差し伸ばしてるんですが、陛下と共に、と答える王妃様。伸ばした手をグッと握って地面に叩きつけて…その手も震えてて…もう切ない…。一緒に生きていける可能性があった最後のチャンス。でもフェルゼンは頭の良さそうな人だからこうなるってわかってたのかもしれませんね。


ツイッターでもチラッと書いたんですが、私はロナンとオランプがどのタイミングで何故恋に落ちたのか全く理解出来ませんでした(笑)それぞれは好きなんだけど、ココだけは最後まで謎のまま終わりました。なのでこのカップルの恋愛話は出来ません。ごめんなさい。

徹平ロナンは芯から強い。小柄だけど凄く強い。オランプが「あなたは1人でも生きていける」とロナンに言いますが、本当にその通りだと。自分で立って自分で道を見つけて自分で歩いていけるロナン。
和樹ロナンは背も高くてガッチリしてるし強いんだけど、どこか脆い。儚い。なにかのキッカケで崩れ落ちてしまいそう。牢獄に入れられて倒れてる時の顔の虚さが怖かった。

好みの問題で言えば和樹ロナンかなぁ。体格の問題もあるとは思いますが、男らしい動作が似合う。和樹くんの声で口が悪い感じも好き。というか唯一和樹ロナンで入った日が初っ端から凄まじかった。お父さんが殺されるところで既に号泣。自由と平等でも涙目。私もずっと泣きそうでした。

ごめんなんだけど徹平くんはWaTとしての活動を見過ぎなのと顔が童顔なのとで、無理に口を悪く話してるようにしか見えなかった(笑)多分ここの差。だから逆にベスの時は愉快なロビンが普段の和樹くんと被って育ロビンの方が好みだった。


そして!そして!!そして!!!
ラマール一味とアルトワ伯すっげーーーー好きです。タダの告白ですけど、好きです。この作品が王族と革命家たちのただの争いとベタな恋愛ものならここまでハマらなかったと思う。
圭吾さんの悪役っぷりがたまんない…国のトップじゃなくて実質2番手の位置から淡々と上を狙ってく立ち位置が恐ろしく似合う…。見たまんまなんですけど、王に助言してるように見せかけて全部自分が利益を得るため。ベスでもこんな役でしたね圭吾さん。
ラマール一味は好き。とりあえず好き。ただただ好き。つーか歌上手ぇサカケンさん。ちょっとした小芝居が面白い。話進んでるのに小芝居してるからそっちに目行くし、ほんと面白いからやめて好きですってレベル。オランプちゃーん!!!!!が段々パワーアップしてきてた気が。


革命家たちの話は何だか長くなりそうなので別記事にします。要するにまだ1789が続く。