嫌い嫌いも好きのうち

ニワカ舞台好きの戯言と備忘録

輝く場所

前回の記事で、ここ数日で数ヶ月分の作品を観たと書きましたが、1789だけでなく別の作品も観劇しました。


舞台「それいゆ」

中原淳一さんをモチーフとした作品です。
昭和初期から活躍されていた画家?アーティスト?芸術家?詩人?どの表現が正しいのかは舞台を観て益々わからなくなったのですが。
こちらの作品のテーマは中原さんが追求した「美しく生きる」という生き様。

まだまだ初日を迎えたばかりなのでネタバレになるような事は書かないようにしていきます。

観に行ったキッカケは中原さんではなく、座長の優馬くんでもなく、イチ出演者の辰巳くん。界隈の言葉で言うと私にとって担当と呼ぶ人ですね。ずっとお芝居が好き、舞台が好きと言っていた彼にとって初めての外部舞台。出演が決まってご本人は勿論、応援している私たちファンも本当に嬉しかったですし楽しみでした。(例えバーターと言われても…笑)

初日の26日と27日に観劇しました。
ネタバレを避けようと思うとどうしても辰巳くん個人の話になってしまうのですが…
辰巳くん本当に輝いていました。これまで出演している作品を何度も観に行きましたが、今までで一番好きかもしれません。ネタバレになるので役柄の事は深く話せませんが、とりあえず好きです。(ボキャ貧)

これまでふぉ〜ゆ〜が主演で「壊れた恋の羅針盤」「REPAIR」と2作やってきました。どちらもストレートプレイ。今回の「それいゆ」もストレートプレイだったのですが、今までで一番観るのに体力を使いました、良い意味で。前2作はキャラクターそれぞれが何を考えているのか手に取るようにわかる(まで言うと大袈裟かもしれませんが…)ように感じていたのですが、今回はほんっっとに誰も何を考えているのかわからない!!!!私の感受性が無さ過ぎるのかもしれませんが。

勿論、優馬を始め出演者みなさん素晴らしかったとしか言いようがないのですが…ひとりひとり人間味があって、自分を持っていて、それぞれの考えがあって、強い意志があって。人間関係が深く掘り下げられて物語が進んでいくというより、意志・考え・志し、そして美しく生きるとは何なのか。そんなもので構成されている作品かなと感じました。

それでも何を考えているのかわからない。難しい。


中原淳一が中心となって話は進んでいくのですが、辰巳くん演じる桜木高志がフューチャーされる場面もあります。ですがこれほど観ていて緊張したことはありません。というか彼は噛むので、物凄く(笑)
初日は出演者のみなさんも緊張感があって観ているこっちもドキドキしました。2日目は〝初日〟から解放されたのか、少しリラックスしていた?ように見えました。


アイドルしてる辰巳くんも勿論大好きなのですが、演技している時がやっぱり好きだなーと。そして映像より舞台が好きです。



1789もそれいゆも千穐楽を迎えたらもう少し掘り下げて書きたいと思います。辰巳くんがんばれ。




PS.私の1789はまだ続きそうです。