嫌い嫌いも好きのうち

ニワカ舞台好きの戯言と備忘録

エリザベート大阪初日

ついにエリザカンパニーが大阪に上陸。待ってました地元大阪。私個人としては帝劇以来、2ヶ月ぶりのエリザベートです。



大阪初日は、花シシィ、城田トート、涼風ゾフィー、育ルキーニ(田代フランツ、古川ルドルフはシングルキャスト)


このシシィとトートの組み合わせで観る限り、永遠に言い続けるんでしょうけど、体格差萌え…!体格の良い城田トートに抱き締められる小柄な花シシィほんっっっっと可愛い!!!!フランツと並んでるのもいいのよ、美形同士が並んでるので凄く画になる。だけど!!だけども!!!二次元から飛び出してきたような顔つき・体型の城田トートとの画が!!!!とても好みです。これ多分ずっと言い続けるわ。


なのに、ちびルドルフと初めて会って話してるときのちょこんと座ってるトート可愛いずるい。


前回の記事と書いてることがほとんど変わっていない件。他に感想ないんかーい。


帝劇の時はオペラグラスの類を持って行かなかったので細かい表情とか観てなかったんですけど、今回ちょっと席が遠めだったので持って行きました。


あの、シシィ可愛すぎません????????(結局ココに戻る)
何にも縛られてない自由な頃の天真爛漫で無邪気な表情が特に可愛い。そらフランツも惚れますわ。
だからこそ!!閣下推しの私でも!!!(初めて言った)シシィと幸せになって欲しかったと思わざるを得ない。フランツにも立場があったとはいえ…。

姉のヘレネではなく妹のシシィを選んだシーン。笑顔で踊る2人が凄くお似合いだなと思ったからこそフランツとシシィには2人で手を取り合って幸せに生きて欲しかった。やっぱり夜のボートでグッときた。最後(最期?)までシシィのことを、シシィのことだけを愛してると伝え続けるフランツ。悪夢のシーンで引き離されるときの顔が切なすぎる…。


余談ですが、フランツとヘレネのお見合いシーン。帝劇のときは覚えてないけど、今回の大阪初日ではちょっと笑いが起きてた(フランツが一瞬ヘレネの前で立ち止まってスルーしてシシィの前へ行くところで)確かに万里生くんの止まり方が絶妙だった(笑)


最後は音楽も明るくて、照明も明るくて、真っ白な衣装で、一見ハッピーエンドに見えるけど、真の自由を求め続けた結果、最後には〝死〟という形でしか自由を手に入れられなかったシシィ。切なすぎる。(〝死〟はシシィの意思ではないけども)

うーん、でも欲しかった真の自由を手に入れられたからハッピーエンドなのかな…?


あと、今回の大阪公演で感じたこと。
トートの歌う曲ってマイナーが多いのに、たまに歌うメジャーの曲がイイ!めっちゃイイ!!梅芸の音響としろたんの声の相性なのか、すっごく心地良かった。もちろんマイナーもあの異次元ビジュアルのせいで怪しげな匂いプンプンしてて最高だったけど。


育ルキーニ。
前回観たときも思ったけど、ルキーニってめっちゃ難しい役だなあと。語り部、っていうとちょっと違和感あるけど、でもお話を進めてるのはルキーニだと。成河ルキーニを観たことがないので何とも言えないけど、育ルキーニのキッチュめっちゃ好き。客席巻き込むのがお上手。

客席に絵皿渡そうとしてからの


普通に笑う。大阪アドリブありがとう、いくさぶのおじさん。

成河ルキーニも凄くイイと小耳に挟んでるので是非観てみたいところ…。



最後に古川ルドルフ。
この人なんでこんなに出番短いんだよ!!!(バンバンバン)って机叩きたくなるくらいのビジュアル。金髪ステキ。カフェで座ったときの足の長さな…膝から下、長すぎやろ…。

前回も書きましたが、ルドルフの悩み苦しんでる表情が好きです。いいぞもっと悩めー!!!!


ママにも助けてもらえなかった〜銃バーンまでずっと目が死んでた。悲しんでます、もう僕ダメです感。そして闇広の並びが完全に異次元。

ルドルフに関しては常に美。以上。







公演直後のツイートがヒドかった(笑)
どっかいねーかなーって探した結果、ミルクで見つけてしまいルキーニそっちのけで古川さん見てしまった。ガツガツ踊ってて好き。ターン綺麗で好き。足長くて好き。帽子の被り方が好き。普通に好きな古川さん。



今年二回目ってこともあって前回とは違うところも観れたので楽しかった。
違う組み合わせでも観てみたいけどチャンスはあるのやら…。




リーヴァイさんが想像以上にフランクで笑えた初日カーテンコール。





勘違いで、気のせいであってほしい案件。



数ヶ月をまとめてみる

何ヶ月ぶりになるのでしょうか。
熱が上がらないと書く気にならない、そして続かない飽き性、絶対書き物向いてないと自覚はしています、自覚だけは。

それでも何故か唐突に書きたくなる性。



1789が終わってから今日までなんやかんやで色んな作品を観劇していました。

THE CIRCUS!!
ジャージーボーイズ
キンキーブーツ

どれもこれも一言では済まされないくらい思ったことは色々あるんですが、とりあえず、楽しかった!!

やっぱりミュージカルって、舞台っていいなあとお芝居観る度に思います。お芝居は好きだけど、実はあまり映画やテレビドラマは得意ではないです。
大概ミュージカルって2時間〜3時間弱あるけど、ドラマの1時間や映画の2時間はジッと座って観てるのが苦痛なのは何故だろう。恐らく根本的に向いてない。



それぞれ内容が全然違うのでどれが1番とかは言えないのですが、サクッと思い出し書き。



・THE CIRCUS!!
全体的におバカで(すごい褒めてる)、いい意味で何も考えずに観れた。というかこれと同時期に1789観てたから尚更。すっっっっごいベタだけど、とにかく笑える、そんな舞台の印象。終わり方的に続編もあるのかね。


・ジャージーボーイズ
アッキー最高!!!!以上!!!!!…ってことはなく(笑)でも第一声にアッキーの歌が凄すぎるって感想が出るくらいに感動しました。
そしてマサくん演じるトミーが良い感じにクズだった(これも褒めてる)、良い感じの嫌なやつ。自信家だったり、すごい熱くて仲間思いなんだけど、不器用だから立場的にはちょっと悪役みたいな役が似合うなあって。ほんっとブロードウェイミュージカルが合う…好き…。
再演ほんっとに嬉しい。


花シシィ、城田トート、佐藤フランツ、古川ルドルフ、香寿ゾフィー、育ルキーニ。
何気にこの作品自体が初見。
ビックリするくらいシシィが可愛かった。そして神々しい。たまらん。少女から女性になるまでの成長がリアルで、そのギャップと言ったらもう…!!可愛いしか出てこないですお花さんラブユー。しろたんとの身長差、体型の差にひたすら悶え、萌えました。
何より!想像以上にルドルフぱねえ!!三次元じゃないくらい美しい!!!思い悩む姿が特に美人さんで好きで、いいぞもっとやれー!と思いながら観てました。ルドルフごめんね。これからも盛大に悩んでください。あ、白シャツで髪の毛乱れてるのもだいぶ好きです。


・キンキーブーツ
エンジェルズ最高!!!!!以上!!!!!(デジャヴ)いやもう、すっげー楽しかった。ここ最近観た中で1番ハッピーになれた。ジャージーもそうだったけど、ブロードウェイミュージカルは最後にハッピーになれる。それがすごく好き。
春馬くん演じるローラ(とエンジェルズ)がカッコよすぎて。ビジュアル面は言わずもがな、人間としてすごくカッコいい。最後のシーン、絶対来るの分かってたけどランウェイに立ってるローラ見た瞬間に泣いてました、カッコよすぎて。カッコいいって何回言うねんって感じだけど、ローラカッコいいとしか言えない。



ボキャブラリーが乏しいのと感受性が無さすぎて単純な感想しか書けないですが、こんな感じ。

この間にゆんさんのアコライに行って世界の王に沸いてロミジュリか楽しみになったり、黒執事が諸事情で行けなくなったり。悲しみ。


9月はエリザベート大阪。楽しみだ。

革命家たち

前回が想像以上に長くなってしまい、続きで革命家たちの話書くと凄まじい長さになりそうだったので分けました。でも多分こっちも長いです。


ダントン、デムーラン、そしてロベスピエール。人民に自由を!と掲げる目標や目指す先は同じでも三者三様でしたね。

ダントンは考えが掴めるほど集中して観れなかった…悔しい…。印象としては懐が大きい兄ちゃん?オンナ好き?うーん、どれもシックリ来ない。というか兄ちゃんは完全にシャルロットとの絡みのせい。でもまあ実際そうなのかも。カテコでも理生くんいいお兄ちゃんでした。

デムーランは初見の時に最初から最後までこの人善人すぎて逆に怪しい…なんて思いながら観てました(笑)でも最後のロナンが射殺されたところで、あぁこの人は本当に良い人なんだなと感じました。真っ直ぐで一生懸命で。ロナンに信じて貰えなかったときも本当に傷ついた顔をしていて。同情しても自分たちはロナンたち百姓や貧困層の全てを理解出来るとは思っていない、と伝えることも出来て。感情豊かで頭のいい人という印象。ロナンが射殺された後もずっとロナンから離れられず悔しそうな顔をしてました。大ちゃんにとても似合う。

それと対照的なのがロベスピエール。そう古川さん。野望は持っているのにどこか冷たい目にゾクゾクしてました。ご本人が雑誌のインタビューにてお話していましたが、ロベスピエールが今後行っていく恐怖政治を予感させる何か。主役がロナンだからそこでそれはいらないと言われたそうですが笑、でもどこか片鱗を感じて。
特に人権宣言のシーン。声を張り上げて口は笑っているのに目が全然笑ってない。怖い。一番に宣言し始めるってのもなかなか怖い。
その前のロナンが射殺されたところも、ダントンとデムーランは割と表に悔しい悲しい表情を出してましたがロベスピエールはやっぱりどこかクールで。むしろデムーランをロナンからもう諦めろと引き剥がそうとしてるようにすら見えました(笑)後ろを向いて涙を拭っているような仕草はありましたが、やっぱり他の2人とは少し違ってて。
そこで人が変わった気がして、そこからの人権宣言。同じくインタビューで話されてましたが
〝汚れることを恐れまい〟
今後のロベスピエールの片鱗が少し見えた気がしました。
あとは一度だけ通路近くで扉の横って席で観たんですが、1幕最後の球戯場へ行くところ。全員が通路を走って扉から出て行くんですが、ゆんさん追っかけて観てたら最後の扉を出るギリギリのところで〝行くぞ〟と言っているかのようにアンサンブルの方の肩をトンっとして目を合わせてから出て行きました。こういう細かい演技ほんと好き…。
余談ですが目の前の横顔の破壊力ぱねぇです。鼻筋キレイすぎる。
カテコでは理生くんと同じくシャルロットの頭撫でてあげたりニコニコしてて可愛かったです。ハケるときも前を歩くシャルロット見てニコニコしてました可愛い。でも後ろに下がるのは誰よりも早くて笑えました。さすが。


話が逸れましたが、この3人も凄く好きでした。
もちろん主役がロナンだからロナン中心に進むのは当たり前なんですが、革命派も王族もサイドストーリーにしておくにはもったいないくらい充実してました。



ゆんさんの東宝舞台はクールヘッドの呪縛から進めてなかったのですが笑、今回少し解かれた気がします。ロベスピエールの雄大くん好きだった。でもやっぱりフェリペ王子がもう一度観たい…。いい加減呪縛から解放して下さいお願いします。



とにかく!お疲れ様でした。
雄大くんは次エリザベートか…楽しみだな…

愛とは自由とは

自分で書いときながらくっさいタイトルですね。自由はともかく愛って。愛って。愛って。でも、1789の大きなテーマはこれなのかなーと。

まず、千穐楽おめでとうございました!!
長かったですねー。でも初日を迎えたのがつい最近のようです。って毎回ロングランの舞台の千穐楽を迎える度に思うのですが。

結局私は全部で3公演観劇しました。
5/25マチネ 徹平ロナン、ねねオランプ、花マリー
5/27マチネ 徹平ロナン、ねねオランプ、かなめマリー
6/3マチネ 和樹ロナン、さやオランプ、かなめマリー
ロナンオランプの組み合わせが2つしか見ることが出来なかったのがだいぶ!かなり!とても!悔しいです…仕事の予定がよ…仕事のやつがよ…
でも大阪は帝劇に比べて期間が短かった割に自分としては頑張った方です。満足。今回マチネだけの日が多かったんだよ、仕事終わりでも無理だったんだよ(小声)


ボキャ貧による感想。くそ長いです。読みにくい。

まず、私的初日の25日は花マリーの前楽だったのですが、やっっっっばかったこの日!!!まず王妃様の登場に頭ヤラレタって思うくらい衝撃受けて。いや可愛すぎる。いやいや可愛すぎる。というよりお花さん似合いすぎです…好き…。そこから王妃様が登場する度にニヤニヤしてたんですが、フェルゼンと絡むシーンが全部!全部!!涙誘ってきた。
王宮に居る時は間違いなく王妃様。でも王宮から一歩外の世界に出たら普通の女の子。アクセルに恋してる普通の女の子。そんな印象。
最後のフェルゼンが国外へ逃げることを勧める王宮でのシーン。フェルゼンが来てるとオランプから聞いて、手紙でもう会えないと言ったわ!ぷんっ!って拗ねた子ども(と言うと表現が悪いですが笑)、でもやっぱりどこか王妃様。そんな風に見えたですが、実際にフェルゼンを見たら少し嬉しそう、決意が揺らぐ、普通の女の子の顔をしていたように感じました。でも陛下が出てきて、スッと王妃様に戻る。フェルゼンの悔しそうな顔も声も、王妃様の切ないけど覚悟を決めたような顔も、陛下の悔しいけどどこか嬉しそうな顔も。私が見た3公演の中でこの公演がダントツで良かったです。
トドメは陛下の「この模型は後で取りに来よう」でした。そこで涙腺崩壊。陛下も王妃様もフェルゼンも幸せになって欲しいけどなれないんだよなぁ、ぐぬぬぬぬぬ。でも最後のフランス王と共に生きていくと覚悟したアントワネットはフェルゼンと一緒になるより王妃様である方が似合ってると感じました。何が正しいかなんてわかんないんだけど。
正直この日の公演、王族の事しか覚えてません、ははは。

かなめマリーも可愛かった。表情豊かでフェルゼンのことが大好きなんだとわかる。かなめさんが元々持っているものなのか、すっげー強いアントワネットさん。花マリーも芯の強さは感じましたが、かなめマリーは芯から外まで全部強い。のにフェルゼンが絡むとガラッと女の子になってしまうギャップがたまらん…!!最後オランプに自分か恋する相手かを選ぶなら?選ばなくてはいけませんと問いかけるところ、声がカッコよくて凄く〝王妃様〟してました。
そして、髪の毛切って出てくるところの髪のボサボサ加減。『かなめさんが凄く拘ってそうだ』というツイートを見ました。このツイートを見かけてから最後の公演に入ったんですが、なるほど、と。短くなって整ってるだけじゃあグッと来なかったと思います。

アントワネットはどっちも凄く好きでした。


フェルゼン公は言わずもがな。深く深く深く心の底からアントワネットを愛してるんだと。ヒロくんまじイケボ。
花マリーのところにも書きましたが、断トツでよかったのは25日でしたが、3日も凄くよかった!陛下が「アントワネットお前はどうしたい?」と問いかけるシーン。フェルゼンが王妃様に向かって手を差し伸ばしてるんですが、陛下と共に、と答える王妃様。伸ばした手をグッと握って地面に叩きつけて…その手も震えてて…もう切ない…。一緒に生きていける可能性があった最後のチャンス。でもフェルゼンは頭の良さそうな人だからこうなるってわかってたのかもしれませんね。


ツイッターでもチラッと書いたんですが、私はロナンとオランプがどのタイミングで何故恋に落ちたのか全く理解出来ませんでした(笑)それぞれは好きなんだけど、ココだけは最後まで謎のまま終わりました。なのでこのカップルの恋愛話は出来ません。ごめんなさい。

徹平ロナンは芯から強い。小柄だけど凄く強い。オランプが「あなたは1人でも生きていける」とロナンに言いますが、本当にその通りだと。自分で立って自分で道を見つけて自分で歩いていけるロナン。
和樹ロナンは背も高くてガッチリしてるし強いんだけど、どこか脆い。儚い。なにかのキッカケで崩れ落ちてしまいそう。牢獄に入れられて倒れてる時の顔の虚さが怖かった。

好みの問題で言えば和樹ロナンかなぁ。体格の問題もあるとは思いますが、男らしい動作が似合う。和樹くんの声で口が悪い感じも好き。というか唯一和樹ロナンで入った日が初っ端から凄まじかった。お父さんが殺されるところで既に号泣。自由と平等でも涙目。私もずっと泣きそうでした。

ごめんなんだけど徹平くんはWaTとしての活動を見過ぎなのと顔が童顔なのとで、無理に口を悪く話してるようにしか見えなかった(笑)多分ここの差。だから逆にベスの時は愉快なロビンが普段の和樹くんと被って育ロビンの方が好みだった。


そして!そして!!そして!!!
ラマール一味とアルトワ伯すっげーーーー好きです。タダの告白ですけど、好きです。この作品が王族と革命家たちのただの争いとベタな恋愛ものならここまでハマらなかったと思う。
圭吾さんの悪役っぷりがたまんない…国のトップじゃなくて実質2番手の位置から淡々と上を狙ってく立ち位置が恐ろしく似合う…。見たまんまなんですけど、王に助言してるように見せかけて全部自分が利益を得るため。ベスでもこんな役でしたね圭吾さん。
ラマール一味は好き。とりあえず好き。ただただ好き。つーか歌上手ぇサカケンさん。ちょっとした小芝居が面白い。話進んでるのに小芝居してるからそっちに目行くし、ほんと面白いからやめて好きですってレベル。オランプちゃーん!!!!!が段々パワーアップしてきてた気が。


革命家たちの話は何だか長くなりそうなので別記事にします。要するにまだ1789が続く。

輝く場所

前回の記事で、ここ数日で数ヶ月分の作品を観たと書きましたが、1789だけでなく別の作品も観劇しました。


舞台「それいゆ」

中原淳一さんをモチーフとした作品です。
昭和初期から活躍されていた画家?アーティスト?芸術家?詩人?どの表現が正しいのかは舞台を観て益々わからなくなったのですが。
こちらの作品のテーマは中原さんが追求した「美しく生きる」という生き様。

まだまだ初日を迎えたばかりなのでネタバレになるような事は書かないようにしていきます。

観に行ったキッカケは中原さんではなく、座長の優馬くんでもなく、イチ出演者の辰巳くん。界隈の言葉で言うと私にとって担当と呼ぶ人ですね。ずっとお芝居が好き、舞台が好きと言っていた彼にとって初めての外部舞台。出演が決まってご本人は勿論、応援している私たちファンも本当に嬉しかったですし楽しみでした。(例えバーターと言われても…笑)

初日の26日と27日に観劇しました。
ネタバレを避けようと思うとどうしても辰巳くん個人の話になってしまうのですが…
辰巳くん本当に輝いていました。これまで出演している作品を何度も観に行きましたが、今までで一番好きかもしれません。ネタバレになるので役柄の事は深く話せませんが、とりあえず好きです。(ボキャ貧)

これまでふぉ〜ゆ〜が主演で「壊れた恋の羅針盤」「REPAIR」と2作やってきました。どちらもストレートプレイ。今回の「それいゆ」もストレートプレイだったのですが、今までで一番観るのに体力を使いました、良い意味で。前2作はキャラクターそれぞれが何を考えているのか手に取るようにわかる(まで言うと大袈裟かもしれませんが…)ように感じていたのですが、今回はほんっっとに誰も何を考えているのかわからない!!!!私の感受性が無さ過ぎるのかもしれませんが。

勿論、優馬を始め出演者みなさん素晴らしかったとしか言いようがないのですが…ひとりひとり人間味があって、自分を持っていて、それぞれの考えがあって、強い意志があって。人間関係が深く掘り下げられて物語が進んでいくというより、意志・考え・志し、そして美しく生きるとは何なのか。そんなもので構成されている作品かなと感じました。

それでも何を考えているのかわからない。難しい。


中原淳一が中心となって話は進んでいくのですが、辰巳くん演じる桜木高志がフューチャーされる場面もあります。ですがこれほど観ていて緊張したことはありません。というか彼は噛むので、物凄く(笑)
初日は出演者のみなさんも緊張感があって観ているこっちもドキドキしました。2日目は〝初日〟から解放されたのか、少しリラックスしていた?ように見えました。


アイドルしてる辰巳くんも勿論大好きなのですが、演技している時がやっぱり好きだなーと。そして映像より舞台が好きです。



1789もそれいゆも千穐楽を迎えたらもう少し掘り下げて書きたいと思います。辰巳くんがんばれ。




PS.私の1789はまだ続きそうです。

ロベスピエール

ここ数日で数ヶ月分くらい作品を観てるんですが、まだ千穐楽を迎えてないのでネタバレない程度に言いたいことを。あくまで私個人の感想です。

25日マチネ、27日は1789を観てきました。
やっと…やっとだ…ずっと待ってた…帝劇行くのを我慢した自分褒めてあげたいくらい…


さてさて古川さんのお話。

ロベスピエール?いや、ロベスピエールさん??いや、ロベスピエール様???敬称を付けないなんてとんでもないとか思ってしまいました。そして出演者さんからも平民なのに様付けされちゃうような人物。
オーラとか振る舞いとかが高貴だなあと思いながら観ていましたが、

高貴とは(身分などが)高くて貴いこと
ですって。
ちなみに「貴い」とは価値や身分が高く、貴重な様子。
ですって。

あれ?高貴って使い方間違ってる…?
身分は高くない、貴重かどうかと言われると恥ずかしながら知識不足なのでわかりません(笑)

まあ、それは置いておいて。

インタビューなどで、珍しく王族じゃない、貴族じゃない役だと仰っていましたが(オーストリア皇太子etc)、ビジュアル面は服が王族や貴族ほど煌びやかじゃないだけで大差ないと思いました…華やかですとっても…

いつも(勝手に貴族がいつも通りということになっている)と違うなあと感じたのは、言葉遣い、表情。
皇太子とかならどうしても中性的、というか男らしいって言葉とは少し遠い気がするんですが、ロベスピエールさんからは男らしさを感じました。

先述にもあるようにオーラとか立ってるだけの姿からは王族と似たものを感じたのですが、理想を話しているときの表情がとても男らしい!!!かっこいい!!!!(ボキャ貧につき〝かっこいい〟を多用します)

あと金髪のしっぽたまりません、可愛い。

カテコでシャルロットちゃん(日替わり)と目を合わせてニコニコしてるのも可愛い。





劇中でココのコレがこうだったと話すとどうしてもネタバレになるのでこの辺で。というか話したくてウズウズしてしまう。


自分的千穐楽はとりあえず迎えました。

わたしのこと

長くなりそうな上に自分のことばっかりです。


今や観劇レポートや感想を書くことの主流は某青い鳥のマークのSNSですが、他所様のタイムラインを荒らすことに定評がある。でもどこかに残したい。その一心と好き勝手ダラダラと書けるからという理由だけで始めてみました。

社会人になってから特にですが、馬鹿みたいに(と周囲からは言われる)舞台を観劇しておりますが、その歴史なんて全然浅くて、ここ数年のおはなしです。

全てのキッカケは某テニスの舞台。
1stシーズンをやっていた当時はお金もなければ現場に足を運ぶ気もサラサラ無かったので、劇場では観たことがありません。ましてや1人で観劇なんて以ての外。

始めてマトモに〝ミュージカル〟と名前が付く作品を観たのは2013年のロミオ&ジュリエット

「ロミジュリなんてやるんや〜ゆんがロミオか〜和樹くんも出るんや〜他もチラホラ知ってる人おるな〜面白そうやな〜」

ただそれだけ。本当にそれだけ。何ならロミオとジュリエットしか役名知らなかったレベル。ティボルト誰それ?のレベル。ストーリーも最後に2人が駆け落ちしてすれ違って死ぬってことしか知らなかったレベル。

実際に観劇してみて、歌・ビジュアル・ダンス・音楽 etc…その全てに衝撃を受けました。こんなに華やかで美しい世界が存在するのかと。大袈裟に聞こえるかも知れませんが、今まで某アイドル事務所の世界でしか生きてこなかった人間にとっては外の世界はそれくらい衝撃だったのです。別にアイドルたちが悪い訳でもなんでもないし、アレはアレで今でも好きです。

それから〝ミュージカル〟〝舞台〟という沼に転がり落ちました。

それから3年経った今でも観たいと思う作品は割と出演者で選んでしまいがちです。でも興味を持つ理由なんて人それぞれなのであんまり気にしてません。…ただまあ、それで行くと初見の時はその人にしか目が行かなくなることが多いので困りますが。

マサくん、古川くん、和樹くん。この3人が出てたら観ようと思うことが多いかなあ。だからどうしても演出家も偏ってしまいがち。

あとはふぉ〜ゆ〜の出ている作品。

ブログの説明欄にもありますが、ココに書き残そうと思っていることの大半は所詮ニワカの戯言です。深い意味もなければ影響力もないです。どれだけ続くかもわかりません。ボキャブラリーが乏しいので大した感想も書けません。

マイペースに気が向いたら書き残そうと思います。